LEGOの新作フィギュアは「専業主夫」と「ワーママ」
髪の毛を外にカールさせて、薄紫のジャケットに水色のパンツ、メイクもばっちりの「ワーママ」は、片手に哺乳瓶を持ち、仕事も子育てもデキる風。赤のフランネルシャツにひげをはやした「専業主夫」はベビーカーを押しています。Toy Fair 2016で発表された新作のLEGOフィギュアは、世相を反映したものになっています。
昔ながらの男女のステレオタイプ的な考え方をする親は少なくなっていると思うけれど、おもちゃに関してはまだまだ古いと感じることもあります。トイザラスに行けば、遠くから見てもピンク一色の売り場はすぐに女の子用のおもちゃコーナーだなぁと分かるし、「女の子っぽい」デザインのお人形も多いですね。おもちゃから男女はこういうものっていうステレオタイプが子供に伝わるのではないかなと思います。
だからこそ、新作のLEGOはすごい!この他、「車いすに乗った少年」も新作発表されています。より現実的な世の中を映し出そうといるところは、斬新だなと思いました。期待しすぎはいけませんが、子供たちが、おもちゃから「ダイバーシティー(多様性)」を学んでくれる!?かもしれませんね。子供たちが大人になった時には、今よりもっと多様な価値観やライフスタイルを持つ人が活躍できる社会になってほしいと思います。
今日の英単語
SAHDは、"Stay-at-home dad"の略で「専業主夫」のことです。