日本のスイーツをお土産に。ヨックモックは免税で。
トロントでは、ラーメンブームに続き、日本のスイーツも注目されつつあります。「てつおじさんのチーズケーキ」は、ふわふわのスフレチーズケーキが有名で、いつ見ても店の前に行列ができています。そして、京都の老舗「辻利」が北米で一号店をこの3月にトロントにオープンしたところです。こちらも行列は間違いない。
さて、日本のスイーツが注目される中、私たちも日本のお菓子をお土産にすることがあります。その中の一つ、Yokumokuの”Cigare”です。砂糖をたっぷり使った甘いお菓子に慣れているカナダ人には、物足りないかな?と思っていたのですが、意外と好評。「まぁ、Cigar(葉巻)でも吸いながら、ちょっと話を聞いてよ。」なんて言いながら、主人は会社でお菓子を配ったそうで、そんなダジャレ(?)も少しうけたのか皆さんに好印象だったようです。
さて、ある日、主人の会社の同僚Matt(仮名)が日本へ出張に行くときに、何か欲しいものがあったら買ってきてくれるというので、ではYokumokuの“Cigare”をお願いしようということになりました。
「あっ、あれね。この前おみやげでもらったやつだよね。」
と、覚えていてくれた様子のMatt。
「分からなかったらいいよ。」と主人。
「いやいや、大丈夫。ちゃんと買ってくるから。」とMatt。
一週間後、Mattが帰国しました。
主人の机にお土産をおき、満面の笑み。
「あのお菓子、すぐに分かったよ。Enjoy!」
家に帰ってから早速袋の中をのぞいてみると、
あの色合い、スティック状のお菓子。
しかし、これは・・・。
ブルボンのエリーゼ。
しかも、”ELISE”って読める、よね?
でも、きっと一生懸命にスーパーで探してくれたんだと思うと、なんだかホッコリしてしまいました。
YokumokuはUAE(アラブ首長国連邦)では、高級菓子として爆発的な人気を誇っているそうですね。
そして、羽田国際ターミナルの出発ゲート前の売店で、Duty Freeで買えます!(Mattにも言っておくべきだった・・・。)
Amazon.comでも売っていました。世界に広がる日本のスイーツ、カナダではまだまだこれからでしょうか!
参照ウェブサイト
ヨックモックはなぜ中東でバカ売れ中なのか | 企業戦略 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準