駐在員の妻がゆく with babies in カナダ

夫の転勤に伴いトロントに来て3年目。日本で一人目、カナダで二人目の妊娠・出産を経て、ただいま子育て奮闘中。海外子育て事情や、これからカナダに滞在予定の方に役立つような情報もお届けできればと思います。

子連れで安く、高級フレンチ。チャンスは年に2回だけ。

トロントでは年に2回、"Winterlicious"と"Summerlicious"というイベントがあります。それは、トロント内にあるトップクラスのレストランが200以上も参加して、あらかじめ決められたコースを期間限定で安く提供するというイベントです。

 

 普段は値段が高く、なかなか行く機会のないレストランにも行けるので、人気店の予約は常にいっぱいです。その中でも子連れで行けるレストランがあります。今回の"Winterlicious"で行ったレストランを紹介します。

 

そもそも子連れでの外食ですが、ここカナダでは日本と比べると、とても行きやすいと感じています。子供が泣いていると、「あらあら、どうしたの~?」なんて話しかけてくれる人もいます。今回は、高級レストランなので、さすがに気を遣いますが、キッズフレンドリーのレストランかどうかを見分ける方法はあります。それは、予約の際に子供用のハイチェアやブースターシートがあるかどうか聞いてみる方法です。子供用のいすがある場合には、子供が来ることを想定して用意してくれているわけですから、問題ないと思います。一方、ない場合ですが、デートやフォーマルなシチュエーションで利用するレストランであると私は考えています。実際に、知人が子連れで行く旨をレストランに伝えたところ、「子供用のいすはありません。」と最初に伝えられたそうです。「子連れはダメということですか?」という質問に対しては、「お断りしますとは言いかねますが・・・」と濁されたそうです。お客様をはっきり断るなんて、なかなかできないですよね。結局、彼女はそのレストランをキャンセルしたそうです。

 

さて、本題に戻りますが、今回利用したレストランは、Auberge du Pommierです。料理長は日本人の方です。お料理にも日本人の美意識を感じます。ダウンタウンより以北に位置していますので、車でのアクセスが便利です。地下駐車場もありますので、雨や雪の日には助かります。予約はウェブサイト上からもできますので、電話で英語を話すのが苦手という方も大丈夫です。

 

では、まず前菜から。

"Pâté de Campagne (local) - pork pâté, beet gelée, country bread, mustard"

 

f:id:skcubrats:20160218015237j:plain

甘酸っぱい赤カブのジュレとピリッとしたマスタードが豚のパテに合います。

 

 

 メインディッシュ。

"Ravioles à la Ricotta (vegetarian/local) -  herbed ricotta ravioli, northern woods mushrooms, green peppercorn cream, toasted walnuts" 

f:id:skcubrats:20160218015346j:plain

私にはハーブが少しきつかったかなぁ。でもリコッタチーズの詰まったラビオリと爽やかなクリームは相性が良く、さっぱり頂けました。

 

デザート。

"Gâteaux aux Amandes (vegetarian/local) - apple & almond cake, vanilla crème glacée" 

f:id:skcubrats:20160218015200j:plain

ボリュームのあるデザートでした。甘さ控えめで、私にはちょうど良かったです。メインにお肉を選択しなかったので、ここでちょうどお腹がいっぱいになりました。

 

今回のWinterliciousは正解!ランチのオープン時間に合わせて一番で予約していましたが、帰るころには入り口まで人が溢れかえっていました。次回はSummerliciousで、違うお店にもチャレンジして、またレポートしたいと思います。

 

最後に、レストランでの英語のフレーズ(子連れバージョン)を2つほど。

 

“Do you have a high chair(or a booster seat) for my child?”

「子供用のハイチェア(ブースターシート)はありますか?」

“Do you have a kids menu?”

「子供用のメニューはありますか?」