カナダの医療は無料！でも、良いこと、悪いこと。

カナダの医療は無料です！各州によって細かいサービス内容は違いますが、カナダの医療費は税金で賄われているのです。

オンタリオ州の場合、OHIP（Ontario Health Insurance Plan）というカードを診療ごとに受付で見せます。それだけです。OHIPカードの入手方法については、こちら↓

Ontario Health Insurance (OHIP) - Ministry Programs - Public Information - MOHLTC

それから、眼科と歯医者は有料ですが、プライベートの保険があれば、ある程度カバーされています。駐在員の場合、会社でプライベートの保険に入っていると思います。細かい内容については会社が入っているプランによって様々なので、眼科や歯医者に行く際には、自分の保険がどこまでカバーしているか、一度保険会社へ確認してみる良いと思います。また、このプライベートの保険ですが、特定の薬にも適用されますので、薬局で処方箋を出すときには忘れずに。

さて、冒頭でカナダの医療は無料と書きました。 お隣のアメリカでは高額な医療費が問題になっていますね。医療費を払えずに病院に行けない人や、多額の借金をして病院へ通うなんて話も聞きます。それに比べたら、医療が無料ってすごい。でも、良いことばかりではありません。それは、専門医にかかるまでのプロセスが長い。自分では妊娠してるから産婦人科へ直行したくても、まずはファミリードクターに会わなければいけない。さらに、超音波検査はわざわざ別の場所にあるLabに自ら予約をとって、産婦人科での健診とは別に受けに行かなければならない。先生に診てもらっても、検査は後日別の場所で、そして検査結果はもっと後で。とにかく時間がかかるのです。この辺りに、最初のころはとてもイライラしてしまいました。

医療が無料なのは良いけれど、時間がかかるところはデメリットかなと個人的には思います。